そろそろトールキン氏の話をしよう!
頼まれた郵便物を机に置いたまま事務所を出て、駅の改札を通ってすぐに気づいたゆうです。
もうちょっとで同僚にごめんなさいするところでした。
いや、ごめんなさいしてもよかったんですが、今日はそれを許さなかったですね、私の心が。
基本的には、頼まれたことは最後までやるのが私の性格です。それに則ったのだし、そっちの方が落ち着くのだからそうします。
幸い、事務所は駅から5分のとこなので、戻るのも大して苦にはならないですしね(^_^;)
というわけで、今回はそれとは全く関係ないのですが、私のオタク要素をまた全開にする話をしようと思います。
この記事で少しお話しした話を、今回は余すところなくお伝えしようかと!
いやあ、遂にこの話をする時がやってきました!!
いつでも良かったんだけど、なかなか時間がないとできないので。それだけ私は、この方への愛に溢れているのです( ´艸`)
タイトルにもある通り、J.R.R.トールキン氏の愛に!
では、早速参りましょう!!
軽くおさらい
この間の記事でお話ししたことをさらっとおさらいします。
私がトールキン氏(の作品)と出会ったのは中学生の時。
映画『ロード・オブ・ザ・リング』を見てから、どハマりしてしまったのです;;
そこから本を読み漁り、大学では卒論を書き、優秀賞まで取っちゃうという;;
ちなみに優秀賞の話は今回がお初です! そうなんです、成績優秀者表彰取っちゃったんですよ;; この卒論で。
愛の力が導いてくれたんですね(≧∇≦)
その魅力とは・・・
とにかくトールキン氏の作品が好きすぎる私なのです!
その魅力は満載すぎて、どこから語ればいいのかわからないんですけど;;
とりあえず、一つずつ語っていきますね。なるべく落ち着いてww
主人公は最も平凡
『ロード・オブ・ザ・リング』こと『指輪物語』ですが、こちらの主人公は「ホビット」という、足に毛の生えた、穴で生活している、人間より小さな人種です。
彼らはとても大喰らいで、その小さな体で1日に6食は食べるのです。
しかし、特段何かに優れているという事はなく、パイプを嗜んだり、農耕生活をしたり、ごくごく普通の生活をしています。
主人公の「フロド・バギンズ」も、おじの「ビルボ・バギンズ」からあるものを譲り受けなければ、おそらくのほほんと平凡な暮らしを続けていたはずです。
剣の嗜みもなければ、魔法のようなものが使えるわけでもない。力持ちってわけでもない。
そんな最も平凡ともいうべき存在が、力ある「一つの指輪」を手に入れ、それを破壊しに行くというのです。
たったそれだけのことなのに、とても壮大な物語を作っているんです!
それもまた魅力なんですが、何より、平々凡々のホビットが指輪棄却の旅に赴き、幾多の困難を乗り越え、欲に屈することなく、棄却への道を進んでいくんです!
そこに一つの魅力を感じます。優れたものを持たなくても、ただ一つの信念を持っていけば、道は開けると、何となく教えてくれているような気がします。
多彩な種族
『指輪物語』、その前日譚の『ホビットの冒険』、さらにその前日譚である『シルマリルの物語』には、ホビットのみならず、様々な種族が登場します。
エルフ、ドワーフなどは、トールキン氏の作品以外でも登場する種族ですが、それ以外にも「ビヨルン」という獣になる種族、「エント」というほぼ木という種族(いい表現が見つからずこうなりました;;)などが登場します。
また、エルフだけでも「ノルドール」、「ヴァンヤール」、「テレリ」など、一つの種族の中にいくつもの系譜があります。
こんなに緻密に考えているのは、おそらくトールキン氏だけだと私は思うんです!
余談ですが、私は『指輪物語』に登場した、エルフの「レゴラス」という人物にハマりました。
映画では「オーランド・ブルーム」さんが演じていたのですが、彼の演じたレゴラスがカッコ良くて! 結果的にはレゴラスのキャラそのものにハマっていくことになりますが;;
何もかも全てを作ってしまうトールキン氏
何よりも、1番の魅力と言ったら、ここではないかと思います。
この壮大なる作品群を作るのに、トールキン氏は、種族体系もそうですが、あるものも作ってしまいました。
それが、言語です!
彼は、自分の作品に登場する種族の言語を作ってしまったのです!
『指輪物語 エルフ語を読む』という本があるんですが、こちらには彼が作ったエルフ語の表記や発音が書いてあるのです。
この本自体は他の方が書いたのですが、そもそも、エルフ語を作ったのはトールキン氏です。トールキン氏無くしては、この本は生まれなかったと言えましょう!
それだけでなく、地図も精密に作りましたし、歴史も綿密に作ってあります。歴史に関しては『シルマリルの物語』を読んでいただければと思います。
『シルマリルの物語』は読んでいただくと、何となく神話っぽい感じがすると思うんですが、私はこれはもう神話だと思っていますww
そして、ある意味、この作品はトールキン氏が作った「ファミリーヒストリー」ですww
繋がってるんです、全てが!
何となくあのテーマソングが聞こえてくるようですね笑
最後に
・・・と、こんなに長々と話をしてしまいました。
やっぱり落ち着いて話ができませんでしたね;; 取り乱した部分がありましたら、すみません!
しかし、これが私の愛の形です!!
この記事を読んで、少しでも興味を持っていただけたら幸いです。