大人の階段なんて
今週のお題「二十歳」
昨日から喉が変だなと思ったけど、そのまま寝たら、鼻風邪をこじらせたゆうです。
鼻水と鼻づまり、くしゃみ。そして喉の痛み。マジで辛い(T_T)
私はよくアレルギーで鼻が悪くなるのですが、その時はくしゃみが10回以上連続で出るのに、今日は1,2回で終わっちゃうので、これは風邪だと確信してます!
薬を飲んで早く寝ます。
さて、本日は、お題の「二十歳」についてです。
でも、二十歳の頃って何してたっけな?
もしかすると二十歳の時じゃなく、十九歳の時かもしれないし、二十一歳の時の話かもしれないですが、思い出したことを書いてみます。
二十歳の頃の私
その頃は大学二年生でした。
勉強はそこそこ。この頃にはレポート作成にも慣れてたし、同じ教授の授業を受けてたこともあって、この教授はこういうレポートを書いた方がいいのかな、とかぼんやりわかるようになってきてました。
また、入学当時から文芸サークルに所属し、なぜか初めての大学祭直後に部長がばっくれたせいで、半ば強制的に部長にされてしまいました。そこから色々と大変なこともありましたが、なんとか皆の協力を得て運営できてた感じでした。
とはいえ、二十歳って自負があったのか、遅れてきた中二病なのか、妙な自信があって、私はいろいろ出来るんだと思い込んでたんですね。
大学祭初日のちょっとしたてんやわんや
部長になって初めての大学祭。業者にも頼んで立派な冊子を作り、それを無料で配布するとともに、たこ焼きを販売しました。
毎年やってることなので、私も昨年やった通り、材料買ったり、たこ焼き作ったり、売ったり冊子を配ったり、いろいろやってました。もちろん部長なので、メンバーに何をすればいいかを割り振って・・・ってやってたんですけど;;
ここであることに気付いてしまいます。
文芸サークルのたこ焼きは一定の人気があるらしく、かなりの人が集まっていたんですね。だけどたこ焼きを作る機械は、元々サークルにあったたこ焼き用の型と小さいガスコンロ、それぞれ2つ。フルで作っても1回に18個しかできず、6個入りのパックが3パックできる状態。
でも、人によっては2パックも3パックも買う人もいます。とても間に合わない;;
・・・で、昔からそうなんですが、私はこうなるとすぐ頭がパニックになってよく動けません。思考停止してしまうんです。とにかく、あまり考えないでできるたこ焼き作りに専念していました。
そこを見かねた当時の副部長(同級生)が、部室から紙を取ってきて、整理券みたいなものを作り、お客さんに配って渡していました。
おかげでお客さんをその場でお待たせすることもなく、非常に助かりました。
その日はなんとか終わったものの、部室に帰ってから反省会。これだけ人気なら、明日も同じようになると思うので、整理券を初めから用意しておこうということになりました。
そこは私がチャチャっとExcelで作り、印刷もしてハサミで切り、当日現地に持っていけばいい状態にしていました。
そして2日目に・・・
そして、大学祭2日目がスタートしました!
前日の反省会で予想した通り、その日もお客さんが群がる状態。
でも今日は大丈夫! 初めから整理券があるから・・・・・・・
あれ・・・・?
・・・・・・・・・・・・ない;;
おかしい、作ったはずなのに!
あ! 部室に置いてきちゃった!!
というわけで、またしても思考停止してしまった私を副部長が叱責しました。なんと言われたかはもう覚えてません。それで私は慌てて整理券を取りに行き、その間はまた即席の整理券で間に合わせました。
この時に思ったこと
その日も反省会をしました。この当時は大学祭が4日間開催されていたので、次の日の整理券は私があらかじめ作ったものを、他の人(主に副部長)に託しました。私一人で管理すると、忘れる可能性があるためです。
そしてこの時にふっと思ったことがありました。
ちょっと自信過剰になりすぎてたなと・・・。
二十歳って、響きはすごく良くて、大人になったんだなあって感じだったけど、実際はそうじゃない。まだまだ子供なんだなと。
自信は持ってもいいけれども、過度に期待するのは良くないと痛感しました。
そしてもう一つ思ったことは・・・
私は人の上に立ってはダメなのではないかということでした。
そんな思いを抱えたままだったからでしょうか、4年間部長を務めたけれども、はっきり言っていい部長ではなかったと思います。
機転のきく副部長や、優しいけど冷静な会計さんがいたからこそ、なんとか運営できてたのではないかと思います。
大人の階段を登るのはそんなに簡単じゃない
とある歌手の歌に、「大人の階段のぼる 君はまだシンデレラさ」とありますが、実際はそんなに綺麗な話じゃないと思います。
大人の階段を登るのは簡単なことではない!
極端な喩え話をすれば、エベレストの山頂を目指すようなものでしょう。
辛く険しい道のり、苦難の連続、逃げ出したいと思うことばかりでしょう。未成年であることがどれほど羨ましいことかと、日々考えたこともあります。
でもそこを超えた先に、何か素晴らしいものが見えてくるのではないかと信じて、皆進んでいるのです。
私も、いまだに大人であるという実感はありません。あの頃のように、また失敗して思考停止することもしばしば。なんと進歩のないことか。
それでも、今また人の上に立って教えたり注意したりすることで、あの頃のように後悔ばかりではないこともありました。喜びも楽しみもありました。それを思えば、あの頃よりは少しは進んだのかなと;;
今ではあの頃の失敗も、ちょっとした思い出話の一つですし。悪くはないかなと思います。
というわけで、長くなりましたが、私の「二十歳」の話でした!